新学期が始まって忙しい中、家庭訪問と大変ですよね。そんなてんてこ舞いな中、少しでもスムーズに家庭訪問を行いたい方の力になれるアイデアを書いていきたいと思います。
- 1.Googleマップを使おう
- 2.保護者を味方につける話し方
- 3.家庭訪問を1年間の学級経営に生かそう
1.Googleマップを使おう
お家の方に家の地図を提出してもらったけど・・・これじゃあ、わからない(汗)
こんなことありますよね。ゼンリンの地図をつなぎ合わせて、名前を探して・・・・・・キリがないです。
そんな方、Googleマップを使いましょう。
住所を調べて、家が出てきたらラベルを登録しておきましょう。
ラベルには、出席番号等、あとで検索して見つけやすいようにしておきましょう。
そして、ラベルとつけた場所が正しいか子どもに確認しておきましょう。1年生の子どもであっても自分の家の外観は良くわかっています。このおうちであってる?入り口はどこ?車を止めるところはある?など実際の外観を一緒に確認しましょう。
2.保護者を味方につける話し方
保護者対応の鉄則は【聴く】です。「たくさんの話を聴いてくるぞ」そんなつもりで向かいましょう。
ただ、聴いているだけというわけにもいきませんから、8:2(聴く:話す)を目標にいきましょう。
「こんにちは、お忙しい中、お時間ありがとうございます。」
「〇〇さんは今はどうしているんですか?」(放課後の過ごし方)
「一緒に遊べる友だちがたくさんいていいですね」「宿題ちゃんとして偉いですね」
などの会話から放課後の様子になっていきます。
「学校の話はお家でしますか?」(子どもやお家の方が学校生活に対してどう思っているのかを探る)
話したいことがたくさんあるお家の方はこれぐらい話を振ると、たくさん話し始められます。
一段落ついたら、学校の様子について話します。その際、先ほど聞き出した情報から、保護者の方が心配してそうな観点や大切にして見える観点を中心の話すといいでしょう。
最後は、短い時間でしたが、お話できてよかったです等ポジティブな気持ちを伝えます。
そして、「何かあったらどんなことでもお気軽に教えてくださいね」と一緒に子どもの成長を支えていく仲間であることを伝えましょう。
3.家庭訪問を1年間の学級経営に生かそう
家庭訪問は保護者の方とお話しする絶好の機会です。保護者の方も担任の先生に伝えておきたいことをその場を使って伝えられるでしょう。
ですが、時間を気にしながら、クラスの子どもたち全員の家を訪問することで一杯いっぱいになってしまいますよね。
後から考えると、「あれ?何か大事なことを言われた気がするけど・・・。」「誰のところからお願いされたんだっけ・・・。」と、話した内容がわからなくなってしまうなんてこともあります。そうならないためにも、1軒終わるごとに簡単なメモを作るようにしましょう。
おすすめは1年を通して1冊のノートを作ることです。
家庭訪問の前日までに書いて訪問の順番に子どもの名前を書き、メモを取れるスペースを作っておきましょう。そして、保護者の方に伝えたいことをメモしておくといいです。
一軒終わったら、メモにお家の方から聞いた情報を書き足し、次の子の伝えるメモに目を通しましょう。30秒ほどで終わらせます。
そのノートには、子ども通しのトラブルや保護者と話したこと、よかった姿など記録を残していきましょう。保護者懇談の前などに目を通すと、「家庭訪問のときに〇〇とお伺いしましたが、あれからどうですか?」などの会話をすることができます。保護者からも、「先生はしっかり覚えていてくれている」と思ってもらえることでしょう。
いかがでしたか。ちょっと憂鬱な家庭訪問も、様々な”ワザ”を使って、上手に乗り切りましょう。
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