【初任者必見】これで完ぺき!クラスの基盤づくり

こんにちは!maiです。いよいよ新学期が始まりました。

この春から憧れの担任!楽しみと不安が入り混じるなんて人も多いのではないのでしょうか。

黄金の3日間 なんて言葉もあるように、スタートはとても大切です。(スタートを失敗したら終わりだ・・・なんていう意味ではありませんからね)

スタートをバシッと決めることで1年間がラクになることもあります。

1年を成功させるために大切なことを今からお伝えしていきたいと思います。

  • 1.どんなクラスにしたいか考えよう
  • 2.システムを考えよう
  • 3.第一印象が8割
  • 4.4月は1年間の自分への投資期間

1.どんなクラスにしたいか考えよう

あなたはどんな学級で1年間過ごしたいですか?

いじめのないクラス、活発に意見交流ができるクラス、自分たちで考えて動けるクラス、楽しいクラス・・・たくさんありますよね。

1つ軸を決めて1年間を通して伝え続けましょう。すると、子どもたちは洗脳されたように同じことをいうようになります。担任の熱い思いは子どもたちに伝わります。

でも、子どもたちに会ってみないと・・・しばらく過ごしてみないと実態や課題が見えてこないし・・・

分かります。筆者が使っていておすすめなのがこれです。

「〇〇+先生 全員が楽しいクラスにする」

全員が楽しいを実現するためには、嫌な思いをする人が一人もいてはいけません。自分勝手をする子がいてもいけません。ふざけて楽しいのは一部の人だけです。一生懸命取り組む楽しさ、助け合う楽しさ、挑戦する楽しさ、そんな楽しさをみんなで1年間味わっていくことを大切にします。みんなが楽しむためには、時には譲り合うことも必要ですし、おかしいことに声をあげる必要もあります。

1年間ことあるごとに伝え続けていくと、行事の目標を子どもたちで決める際などにも、自然と子どもたちから同じような文言が出てくるようになりますよ。

この文言だと、どんな場面・実態に合わせても併用できるのでおすすめです。

2.システムを考えよう

日々の学校生活は様々な活動で構成されています。

朝の会、授業、休み時間、給食、掃除、帰りの会・・・学校によっては朝学習の時間があったり、集団下校だったりとたくさんの活動があります。

その1つ1つのルールを決めましょう。

ルールを決めて一貫した指導をすることが大切です。そして、ルールを後出しするのではなく、新学期初めてのその活動が始まる前に子どもたちにしっかり伝えることで、スムーズにルールが子どもたちに浸透しますし、子どもたちも見通しを持って行動することができます。発達段階に応じて、掲示物でルールを可視化するのもいいですね。

以下のチェックリストをもとに考えましょう。

  • 登校したらすることは?(朝の用意→宿題を出す→・・・など)・宿題の出し方は?(かごに提出する、見てもらうところを開けて出す、出席番号順になるように出す、先生がきてから出す、自分で答え合わせ・直しをしてから出す、など)
  • 朝の学習は何をする?終わったらどうする?
  • 授業のルールは?(挙手して指名されたら返事、発言するときはみんなの方を向く、聴くときは話し手の方に体を向ける、先生が話し始めたら聴く、班の形にするときは机の間を空けない、姿勢良く座る、などなど)
  • 休み時間のルールは?(次の授業の用意を机の上に出してから、椅子をしまう、トイレに先にいく、授業始まりのチャイムが鳴り終わる前に座る、など)
  • 給食のルールは?(給食当番の動き、準備は何分で終わらせるか、待っている人たちの過ごし方、苦手な食べ物があったときはどうするか、どんな机の形態で食べるか、誰がワゴンを片付けるのか、など)
  • 掃除はどうする?(誰がどの道具を使うか、どの方向にごみを集めていくのか、ゴミ捨ては誰がするのか、どこを掃除するのか、早く終わったら何をしたらいいのか、など)

3.第一印象が8割

見出し通り、子ども・保護者からの第一印象を良くして、1年間を乗り切りましょう!

新学期の初日、子どもが家に帰るとお家の方はきっと、「クラスどうだった?」「誰と一緒だった?」「担任の先生誰だった?」「どんな先生だった?」と言った質問をするでしょう。親も不安で心配だからです。

そんなとき、「〇〇な先生だったー!」明るく元気に子どもから返事が返ってきたら親も安心です。

逆に「怖い先生だった。」や「嫌なクラスだった。」とテンション低く返ってきたら親は1年間心配ですよね。

1日目はとりあえず、「楽しい」「面白い」「1年間楽しそう」などワクワクする気持ちで下校させましょう。先生の自己紹介をしてアピールしてもいいですし、みんなが楽しめるゲームをして盛り上がっても、いいですね。

4.4月は1年間の自分への投資期間

4月ってほんっとうに忙しいですよね。次第に忙しさのレベルは落ち着いてきますが、学級担任をしている限り暇なときはやってきません。きっとそれぞれ校務分掌もあることでしょう。

4月に1年間の見通しを持ちましょう。担任業務に関しては、まずは担当学年の行事を確認します。

何月に何があるのか書き出し、どんな準備が、どれぐらい前から必要なのか確認しましょう。行事によっては、予約が必要なものもあるますよね。外部が関わるものは可能な限り4月のうちに日程を抑えたり、連絡を取ったりしておき、しっかりメモしておきましょう。(メモを忘れると忙しさのあまりどこまで進めてあるのか忘れてしまいます・・・)

行事の見通しが立つと、授業の進度も見えてきます。教科書以外に取り組む学習がないかも確認します。例えば、人権学習や、地域の学習、学校独自の取組などです。

次に校務分掌です。

おすすめは、自分の担当の提案文章を1年分作ってしまうことです。ほとんどが、昨年度のものを少し変えていけばできると思います。作る中で、何月にどんな提案をして、どんな動きをしなくてはいけないのかが見えてきます。

いかがでしたか。4月は本当に忙しいですよね。ですが、4月にしっかりと基盤を整えることで1年間を楽しく過ごしていきましょう。

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